私たちは伝統の技術・味に
こだわっています。
冷した素麺をつゆにつけてすすったとたん「うまい!
やはり小豆島の素麺島の光はちがう。」とほめていただけるのが「島の光」の手延素麺です。
おいしく、均一な品質を保てるのは、次のような特徴があるからです。
- 小麦粉(中力一等粉)
- 粘りの出にくい中力粉は、時間をかけ何回も熟成を重ねることで喉越しの良い、よりコシの強い素麺が作れます。
- 食塩
- 昔から瀬戸内海では塩が作られており、瀬戸内の良質な塩を使っています。
- ごま油
- 小豆島の素麺とともに育んで来た『かどや製油(株)』のごま油を使用しています。
素麺用に加工されたごま油で、他の産地で使用している綿実油に比べ酸化しにくく製品が劣化しにくい事が特徴です。
- 天日干し
- 室内乾燥が主流になりつつある中、自然環境の良い小豆島ならではの天日干しを行っています。
- 匠の技
- 先人たちが頑なに守り続けた確かなる麺づくりの技が今尚生き続けています。
製造工程(宵おで)

1
オデ
12時頃~小麦粉と食塩水を練り合わせ、グルテンがしっかり形成した麺生地を作る。

2
イタギ
12時40分頃~圧延・複合・熟成を5度以上繰り返し、採桶に巻き取る。

3
油返し
14時頃~圧延・複合・熟成された麺帯を丸棒状の麺紐とし、食用ごま油を塗布しながら採桶に巻き取る。(直径約20mm)

“採桶(さいとう) “とはステンレス製の丸い桶です。

4
中より
14時20分頃~油返し作業後熟成時間を取り、よりを掛けながら細め、食用ごま油を塗布した麺紐を採桶に巻き取る。(直径約12mm)

5
小より
14時20分頃~中より作業後熟成時間を取り、よりを掛けながら細めた麺紐を採桶に巻き取る。(直径約7mm)

6
掛場
3時15分頃~5時頃小より作業後熟成時間を取り、よりを掛けながら細め、2本の掛管に8の字に掛け、室箱に入れ熟成する。

7
小引き
5時頃~7時頃室箱に入れて熟成したものを、手作業で麺紐が無理なく延びる熟成度合を確認後、50cmほどに延ばし、二つ折りにし再び室箱に戻し熟成する。

室箱(おも)とは素麺を熟成する為の木の入れ物です。保温性の強いかぶせもので、熟成を促します。

8
箸分け
7時頃~8時頃熟成したものを、延ばした素麺をハタに差し上下から箸分けをし、麺の附着をさばきながら麺線を130cmほどに延ばす。

ハタとは、素麺を乾燥するのに使う道具です。

9
門干し
7時20分頃~8時30分頃手作業により乾燥用ハタに付けた麺線を、上抜きを上げながら再び200cm以上に延ばす。

10
乾燥
9時30分頃~12時頃天日乾燥後、室内乾燥に移る。麺割れ・曲がり・ざらつきが生じない様に時間をかけて乾燥し、水分13%以下に均一乾燥する。

11
子割
12時頃~13時30分頃乾燥した麺を製品規格の長さに切断する。
素麺の変化
-
イタギ中の素麺 -
油返しの素麺 -
中よりの素麺 -
小よりの素麺