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第一節 手延素麺 |第一節|第二節
創業
手延素麺は、小豆島の産業の中で、石材や醤油と共に重要なものの一つである。
▲組合の庭にまつられた三輪明神社
素麺という文字の文献上の初見は、室町時代の永享五年(1433)の「斑鳩文書」である。
それ以前は「索麺」といわれていた。索麺は、奈良時代から平安・鎌倉時代を通してあり、小麦粉(時に米の粉をまぜる)で作り、塩・味噌・酢・小豆が「ゆであい料」として用いられている。しかし製造に油を用いていない点が今日と異なる。そして主に宮中での儀式の直会や饗宴に供せられ、茶席や酒席で珍重されていた。
幕末の小豆島を述べた「小豆島名所図会」には、小豆島の名産として塩・醤油・素麺・石・豊島石・甘藷をあげているが、素麺について、 「色白くして美味なり。他国の産と異にして最よし」「當嶋中諸村ともに製す。其造法いたって精密にして、他の製に勝れて美味なり。
素麺は當嶋の名産にして、諸郷ともに製造し、都會の地に運送すること夥し。
最其製精密にて色潔白なり。又其細きに至りては、絹針をも通すこと感ずるに絶たり。
原来油気なく味甘美なり。和州の三輪の産を古へより名物といえども、此地の製に比ふれば、
雲泥に違ひありて、悪善同日の論にあらず。」
小豆島の各村に製があり、針の眼を通る位であるという。大和の三輪と比較しているが、
三輪からその技術が入ったということには触れていない。さらに「本草網目」の索餅・
素麺も引用している。

 

 
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 小豆島手延素麺協同組合
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